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2020.10.14

10月は道の駅むなかたにてトマトレシピを!

10月は道の駅むなかたにてトマトレシピを!

スタート2ヶ月目で、まさかの道の駅イベント出店!

我々MOKは2ヶ月目にして、なんとなんと共催していただける所が現れました!その場所はなんと食の宝庫「道の駅むなかた」さん!まだよちよちとスタートしたばかりの我々、MOKにビッグな話が舞い込んできました。内容は10月1日から31日までの1ヶ月間。495号線を中心とした「むなかた常若ストリートフェスティバル」という大型キャンペーンの一イベントとしての出店依頼でした。

MOKの知名度の低さから本当にやって良いのか?という疑問もありましたが、お声がけいただいたご縁と、MOKをより多くの人に知ってもらい、知名度をより拡める可能性も感じて参加することとなりました。

今回は10月4日(日)と10日(土)の2日間行いました。そして10月の生産者は、宗像と福津で甘いフルーツトマト「アイコ」の栽培を行う「とまとのまつお」代表、松尾康司さん。料理の先生は、松尾さんの農園の社員でもあり、福津で飲食店もされている「ナチュラルキッチンもり」店主、そして3児の母でもある森美穂さん。お二人から料理のヒントやトマト栽培のことなどをお話してもらいました。

 

屋外での料理教室は爽やか快晴で開放的!

まず、1日目は道の駅むなかたの芝生広場にてテントを張っての屋外料教室。僕らMOKもまだまだ経験が浅い中での屋外料理教室。色々手探りで協力いただきながら準備しました。この日は天気も良く、屋外での料理教室は気持ちいいものでした。

この日のレシピは「アイコトマトとアボガドのセルベンド」。セルベンドはイタリア語で「盛り付ける(Servendo)」と言う意味だそうです。MOKでは家庭にある食材、調味料でできる料理を念頭に置いています。今回は甘いアイコトマトにアボガドを合わせ、マヨネーズなどで和えて、パンの上に盛り付ける、という火を使わない簡単レシピ。

 

お子さんも親御さんと一緒に参加してくれて、料理のお手伝いをして一緒に試食しました。料理の合間や試食中には、森さん、松尾さんから料理のアドバイスや、トマトのお得情報などを話していただきました。

 

調理の合間にはトマト農家ならではの小ネタを

例えば、トマトを切るときは輪切りではなく、ヘタ部分から頂点に向けて縦に切るのが良いなど。それはトマトだけでなく果菜類に言えることなのですが、先端の部分が一番甘みがあり、逆にヘタの部分はそれと比べて少ない、という特徴があります。輪切りにしてしまうと、食べる部分によって味にバラつきが出てしまうのですが、縦切りだと一つ一つの味のばらつきがないそうです。

その他にも様々な豆知識を参加者に披露してくださいました。

今回はフランスパンを使いましたが、普通のパンでも良いそう。また、パンではなく豆腐と併せると酒のつまみなどに丁度いいそうです。こちらは元々、松尾さんが考案したものを森さんがアレンジしたレシピだそう。手軽ですぐにできるトマト農家ならではのレシピですね。

参加した皆さんも簡単、手軽にできるレシピに満足されていました。トマトの甘さとアボガトやマヨネーズなどの相性が良く、これにマグロを加えてもいいよねとか、アレンジのアイデアもみんなで共有していました。

 

洗い物が少ない簡単パスタレシピ!

2日目は場所を室内に移して、道の駅むなかたのパン屋さん(姫の穂)がある建物の2Fの多目的ホールにて行いました。こちらではレシピをまた新たに「冷凍トマトのジンジャーパスタ」をご紹介しました。こちらも前回のセルベンドと同じく、火を使わなくてもできるレシピです。この日はご家族参加が多く、各テーブル和気あいあいとお子さんもお手伝いしながらパスタ作りを行いました。

最初、パスタを茹でるところからスタートしました。パスタというと大量のお湯と沸騰させるための火力が必要になりそうなことを想像しますが、今回は100円均一で販売している電子レンジでかんたんに出来る容器を使用してパスタを茹でました。こちら非常に便利でパスタとお水を適量と、塩とオリーブオイルを少し入れて決まった時間を設定してあとはチンするのを待つだけ。洗い物も非常に少なくパスタを今まで以上に気軽に楽しめるやり方でした。参加者の皆さんも多くの方が初めての体験で茹で上がりも美味しく、驚かれていました。ちなみに今回はパスタだけでなくカットした鶏肉も一緒に入れてチンしています。鶏肉を茹でる手間が短縮できるんですね。これも驚きでした。

そして、パスタが茹で上がるまでの10分程の間にパスタに絡める具材の準備を。まずトマトをカット。しょうがや調味料を混ぜ合わせておきます。

パスタが茹で上がって、容器に蓋をして湯切りします。このお湯も森さんはスープの出汁などに活用しているそうです。時短でパスタを作りながらもう一品スープも作れちゃうんですね。湯切り後は、その容器にパスタを入れたままさきほど混ぜ合わせた具材をパスタの入っている容器に入れて、絡めます。味が一通り絡み合ったらお皿に盛り付けて、完成!パスタが洗い物も少なく、ものの20分弱で出来上がり。

しょうがのピリッとした味と香りに、アイコトマトの甘さが相まって非常に美味しいメニューでした。参加された皆さんもあっという間にぺろりと平らげて満足されていました。

 

トマトのシーズンは夏から秋まで。なのだけど…

とまとのまつおのトマトもみなさん「甘くて美味しい」と非常に好評でした。この松尾さんのところのアイコトマト。買えるシーズンが7月から10月までと、ちょうど終わりの月の開催でした。しかし、本来トマトは35度以上になると落花、花粉が死ぬ等実になる事自体が難しく、農家の間では「トマトの形をしているだけで上出来」と言われるのだそう。昨今の温暖化によって本来であれば春頃からの生産、販売が相性が良くなってきているそうですが、世間一般的にトマト=夏のイメージが強く、なかなかそこを理解してもらうのも難しいそうです。また松尾さんのハウスは今年の台風で一部が被害に遭い、生産量が非常に落ち込んだそうです。さらに、目下の目標はこれからの販売が終了し、再開するまでの合間のシーズンに忘れられないよう、どのようなアクションを起こしていくか、と天変地異や自然を扱う難しさの中でいろいろと模索をされているようです。

そして、松尾さんのトマトが気になる方はぜひ、ウェブサイトFacebookInstagramなどをチェックされたりしてみてください。販売されている際はそういった情報なども随時更新されていますので。

今月のレシピはこちら!お手軽なので試しに自宅で作られてみてください。

来月のテーマは「製菓用米粉」!

そして、来月11月の告知も。11月のテーマは「製菓用米粉」。応募は現在準備中。米粉は小麦粉に変わるお菓子作りの新たな食材として近年見かけるようになりました。しかし、使い方がわからないなど、まだまだ世の中に浸透していない印象。今回は宗像にて自然栽培のお米づくりをしている「農業福島園」の園主、福島さんを生産者の先生として。また、奥さんのさおりさんがずっと米粉でお菓子作りをされていて、奥さまが今回の料理の先生となります。クリスマス前のお菓子作りの候補に一つにぜひご応募くださいませ!

谷口 竜平
記事を書いた人の情報
谷口 竜平
MOKでは主に旗振り役担当。 1980年生まれ。福岡県宗像市出身。事業企画・都市デザイン・建築設計・広告企画制作・販売促進を行うクリエイティブオフィスなどを経て2014年、個人事業主として開業。地元宗像の祖父母から受け継いだ家と土地の有効活用として、7,200坪の里山もシェアする”むなかたシェアハウス”や自然に囲まれたワーキングスペース”むなかたシェアラボ”を運営。ツリーハウスのある里山を遊びと学びのある場にするプロジェクトを模索中。育った地域環境の影響から地元生産者を紹介するイベントや、その商品のブランディングを積極的に行う。プロデューサー・ディレクター・デザイナー・大家。宗像大島の島づくり会社、合同会社「渡海屋」共同創業者。創業支援施設「fabbit宗像」地元サポーター。
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