Cookingclass
料理教室
9 月
2020.09.20
鐘崎のケンサキイカ
ケンサキイカは、癖の無い上品な味で濃厚な甘味や旨みがあることから刺身や握りで人気の高いイカです。また、スルメの原料としても「一番スルメ」と呼ばれるなどヤリイカと並んで最も高く評価されます。
実は鐘崎漁港は呼子にも負けないイカの名産地。鐘崎で行われているイカ漁には、日中に操業する「樽ながし漁」と、夜に漁火(いさりび)を焚いて操業する「夜イカ漁」の2種類があり、高い技術と研ぎ澄まされた勘でそれぞれ季節ごとに旬のイカを捕まえてきます。
今回みなさんにつかっていただくイカは船団長の大庭さんをはじめ、ベテランのイカ漁師さんたちが樽ながし漁で捕まえてきたイカです。ただし、昼の漁といっても出港するのはなんと夜中の2時。真っ暗な海の中命がけで出かける漁の様子も少しご紹介できればと思います。
そして調理を担当してくださるのは、鐘崎生まれ鐘崎育ちで息子さんもイカ漁師の入江紀子先生(岬のね〜ちゃん)。5人のお子さんを女手一つで育て上げ、魚食の普及にも努めてこられたというパワフルな経歴の入江先生が、ケンサキイカを使って日常使いに便利なイカの保存方法と素早い捌きかたを紹介します。ちょっとしたテクニックで、みなさんにとってイカがより身近な食材になれば嬉しいです。
また、今回は自由ヶ丘・日の里コミセンでの現地開催に加えて、Zoomを使ってオンライン教室も開催します。オンライン教室で使用するイカ(冷凍)は、スタッフが当日の午前中にご自宅まで配送いたします。育児などが忙しく外出が難しいかたや、オンラインでの料理教室にご興味のある方など、ぜひご参加ください。(Zoomが初めての方向けの簡易マニュアルもご用意しております)
時短だけど見栄えして美味しいレシピで秋のイカを堪能しましょう!
■先生紹介
入江紀子さん(岬のね~ちゃん)
鐘崎生まれ鐘崎育ち。小柄ながらパワフルな人柄で、子ども5人を女手一つで育て上げ、家族を長年支えてきました。季節ごとに取れる魚介類や野菜を使い、その時のフィーリングでつくる漁師町の家庭料理が絶品です。
2015年に宗像漁協女性部の4人で「岬のね~ちゃん」を結成。魚介を使った加工品の製造販売やイベント出店などを通じて鐘崎の魚の魅力を伝えたり、魚を使った商品を購入してもらったりすることで鐘崎を元気にしたいと精力的に活動されてきました。魚捌き教室など、先生としての経験も豊富で、わからないことがあっても気さくに答えてくださいます。
■鐘崎のイカが購入できる場所
鐘の岬活魚センター
生きているイカをその場で捌いてもらうことができます。入りにくく感じる方が多いですが重圧に負けず強い心で入ってきてください。職人さんたちがだいたいみんな怖い顔をしていますがシャイなだけなので大丈夫です。強面からたまに覗く笑顔が素敵です。
道の駅むなかた
言わずと知れたお買い物スポット。新鮮な魚介類は開店と同時に次々と売れて午後にはほとんどなくなってしまうため、確実に買いたければ早めに行かれることをお勧めします。いろんな生産者の方の自慢の商品を見ていってください。岬のね~ちゃん特製「イカの炊き込みご飯の素」も販売しています。
- 教室名
- 鐘崎のケンサキイカ
- 開催日時
- 9月22日(火)15:00~@オンライン、23日(水)9:20~@自由ヶ丘コミセン、24日(木)9:20~・11:10~@日の里コミセン、26日(土)15:00~@オンライン
- 施設名
- 自由ヶ丘コミュニティセンター
- 持ち物
- エプロン、フライパン
- 参加定員
- 10人
- 参加費
- 2000円