Cookingclass
料理教室
11 月
2020.10.26
「農業福島園の製菓用米粉」でつくるマフィン!
11月の食材は「製菓用米粉」。みなさん、米粉をご存知でしょうか?お米を細かく砕いて粉状にしたものです。最近では米粉パンなどでも少しずつ一般的になりつつある食材です。米粉で特に注目されているのが、小麦粉の代わりとしてパンやクッキー、シフォンケーキなどなど様々な製菓に活用されている点です。小麦にはグルテンが含まれていて、近年、小麦アレルギーでパンなどが食べられない人に対して米粉は期待されている食材の一つです。
今回はその米粉を使ったチョコバナナマフィンを作ります(数は大体5個程度)。ちょうどクリスマスも近づいてくる中、いままで使ったことのなかった米粉を使ってみて、新しいお菓子作りにチャレンジしてみませんか?
ちなみに天ぷらも米粉で揚げることができたり、米粉でうどんをつくることなどもできます。油の吸収率が低く、ヘルシーな食材でもあります。
今回使用する食材は、宗像の光岡を中心に、無農薬・無肥料の自然栽培でお米づくりを行っている「農業福島園」さんでできたお米を使った製菓用米粉です。
福島さんは自然栽培でできるお米づくりを多くの米農家さんに知ってもらいたい、という想いがあります。お米づくりはとても多くの水を使います。そこに化学肥料、農薬を使うと海までそれらが流れていき、環境に影響を与えると考えています。また、海が蒸発し、雲となり、山にぶつかり、雨が降る。そしてまた川から田んぼへ。また僕らが飲む飲水にもなります。
巡り巡って、僕らになにかしらの影響を与えると考えています。そういったことから農作業の傍ら川の清掃活動を行ったり、多くの人に知ってもらうため米農家のみならず、酒蔵、酒屋、飲食店、お酒を飲む人たちと共に少しずつでも世に風を起こす「宗像日本酒プロジェクト」の発起人としても活動しています。
そんな園主の福島光志さんのお話も伺いながら、その奥様の佐央理さんが日常的に作られている米粉を使ったお菓子の中から、今回はチョコバナナマフィンを作ります。(※数は5個程度つくります。)
米粉を知ってはいてもどう作ったら良いのか不安…といった声も聞きましたので、そんなお悩みにも当日お答えしながら作っていきたいと思っています。思った以上に簡単に作れることにみなさん驚かれることと思います。
■先生紹介
福島佐央理さん(農業福島園)※写真右から2番目
福岡県宗像市のお自然栽培の米農家「農業福島園」の奥様。現在、子育てと家事に専念中。高校生の頃に、「食卓の向こう側」という冊子に影響を受けて「食」や「環境」、「健康」などに興味を持ち、福岡教育大学にて家庭科を専攻。
福島光志さん(農業福島園 園主)※写真右端
農薬、化学肥料不使用のお米づくりから世の中をより良い環境に変えていけたら、という想いのもと、農作業以外にも様々な活動を行っています。跡継ぎのいなかった母方の祖父母のもとへ養子となって農家を継ぐことを、高校の進路と同時に決意。熊本の阿蘇にある東海大学農学部で稲の自然栽培を研究する恩師と出会い自然栽培を志すことに。宗像日本酒プロジェクト発起人。就農後8年ほどを要し、安定した経営ができるようになると、この稲作をもっと広めたいと思うようになり宗像日本酒プロジェクトを立ち上げ、ひとつのライフワークとなっている。
■食材購入先
宗像を中心に様々な販売店にて取り扱いがありますが、農業福島園での直売、また農園のECサイトより直接お買い求めできます。電話、FAX、ウェブサイトからのお問い合わせなど様々な形で対応されています。まずはお気軽にご連絡されてみてください。
- 教室名
- 「農業福島園の製菓用米粉」でつくるマフィン!
- 開催日時
- 11月24日(火)10:00〜12:00@自由ヶ丘コミセン / 11月25日(水)10:00〜12:00@日の里コミセン / 11月28日(土)14:00〜15:30@オンライン
- 施設名
- 自由ヶ丘コミュニティセンター / 日の里コミュニティセンター
- 持ち物
- エプロン
- 参加定員
- 8人
- 参加費
- 1,500円(特別価格)
※オンラインでは製菓用米粉一袋(400g)をお送りいたします。その他の材料(スーパー等ですぐに手に入るもの)は各自ご用意いただきます。送料は参加費に含まれます。ご準備いただく材料は追ってご連絡いたします。また、電子レンジ(オーブン機能付き)が必要となります。